薄毛と飲み物の関係

薄毛に効く飲み物はどれ?

薄毛は生活習慣によって大きく左右されることが分かっていますが、その中でも特に意識しておきたいのが食生活です。
口にするものによって薄毛はある程度予防・改善することができますが、反対に薄毛を進行させてしまうこともあります。
それは食べ物だけではなく、飲み物にも同じことが言えます。

薄毛の予防・改善に必要な栄養素や成分は、飲み物から摂取することもできます。
薄毛の予防・改善に効果的な、"薄毛に効く飲み物"を以下にまとめてみました。


豆乳



薄毛に良い効果をもたらす飲み物として1番にお勧めしたいのは、美容健康食品としても人気を集める豆乳です。
台湾では非常にポピュラーなこの飲み物は、実は薄毛の予防や改善に非常に効果的な飲み物です。

薄毛改善に良いと言われている栄養素は全部で4つ、たんぱく質・亜鉛・ビタミンB群・ビタミンEです。
豆乳はそのうちの3つにあたる、たんぱく質・亜鉛・ビタミンB群を豊富に含んでいる飲み物です。

薄毛を改善するには、当然のごとく髪の毛の健全な成長が必要になるわけですが、そのために欠かせないのがたんぱく質です。
髪の毛は99%がケラチンタンパクで構成されていますが、ケラチンタンパクの元となるのがたんぱく質です。

さらに亜鉛とビタミンB6は、体内に取り込んだたんぱく質をケラチンタンパクに作り変える役割を担います。
これらの栄養素は髪の毛の成長や薄毛の改善には欠かすことのできない栄養素だと言えます。

大豆を原料とする豆乳には植物性のたんぱく質が非常に豊富に含まれていて、それに加えて現代人が欠乏しがちである亜鉛やビタミンB群も豊富な飲み物です。
さらに、豆乳が薄毛に良い飲み物だと言われる理由はもう一つ、それは大豆に豊富に含まれているイソフラボンによる効果です。

美容に良いと言われるイソフラボンは、実は薄毛の予防にも効果があります。
イソフラボンは肌や髪の毛の健康を維持する女性ホルモンである、エストロゲンと同じ役割をする成分です。

食べ物や飲み物から体内に取り込まれたイソフラボンは、強い髪の成長や薄毛予防に貢献してくれます。
さらに薄毛に対する効果を高めようと思ったら、唐辛子の辛味成分であるカプサイシンと同時に摂取するのがお勧めです。

イソフラボンとカプサイシンを同時に摂取すると、頭皮にIGF-Iという物質が増えます。
IGF-Iは髪の根幹である毛母細胞を刺激して、細胞分裂を促すことが確認されています。

頭皮のIGF-Iを増やすことは、薄毛の改善に直接的な効果があると言えます。
とは言っても豆乳のように甘い飲み物と唐辛子は、なかなか食べ合わせるのが難しいところですね。

豆乳をさらに薄毛に効くように、尚且つ美味しくアレンジしたいと言うことなら、お勧めの飲み物は黒ごま豆乳です。
薄毛の改善に必要とされる四大栄養素のうち、最も欠乏しがちで意識して摂りたいのは亜鉛です。

亜鉛を豊富に含んでいる食べ物は数が少ないのが難点ですが、黒ごまは亜鉛を豊富に含む数少ない食べ物の一つです。
豆乳と黒ごまをミキサーにかけた黒ごま豆乳は、薄毛に大変効果的な上にとっても美味しい飲み物です!



黒烏龍茶



メタボ改善に良いと流行りの黒烏龍茶は、薄毛改善にも効果的な飲み物です。
黒烏龍茶が健康に良い飲み物として注目されているのは、血中コレステロール値を下げて血液をサラサラにしてくれる効果があるからです。
このような飲み物は肥満の改善にも良いのですが、薄毛の改善にも非常に効果的な飲み物だと言えます。

血液がドロドロになり血流が悪いと、末端である頭皮の毛細血管には栄養素がかなり届きづらくなります。
毛母細胞の栄養不足は現代の薄毛の最も大きな原因の一つとも言われています。

血液を綺麗にサラサラにして血流を促すことは、毛母細胞の活動を助けて薄毛を予防することに繋がります。
多くの育毛剤や最近注目を浴びている薄毛治療薬のプロペシアも、血行促進により薄毛を治すことを目的としています。



緑茶



緑茶もまた黒烏龍茶と同じく、血液をサラサラにすることで血行を促すことのできる飲み物です。
血中脂肪の分解効果は黒烏龍茶よりは劣りますが、コストパフォーマンスの面では黒烏龍茶よりも良い飲み物です。
薄毛対策は継続が大切ですから、コストパフォーマンスの良い飲み物と言うのは重要です。

また緑茶はカテキンをたくさん含んでいる飲み物としても知られています。
カテキンの最大の特徴は抗酸化作用、つまり老化の防止効果です。
緑茶はカテキンの力により、頭皮の老化を防ぐと共に薄毛を予防できる飲み物です。



黒酢



黒酢もまた健康飲料として一世を風靡した飲み物ですが、薄毛対策にもお勧めしたい飲み物でもあります。
黒酢もやはり黒烏龍茶や緑茶と同じく、血行促進による薄毛の改善が期待できる飲み物です。

しかし黒酢がお茶系の飲み物よりも優れている点は、血液をサラサラにしてくれるだけではなく、血管そのものを拡張する効果がある点です。
黒酢に含まれているアルギニンや酢酸は、血液をサラサラにすると同時に血管を拡張することで血行を促します。
また薄毛予防に必要とされるビタミンB群を豊富に含んでいることでも有名な飲み物です。



ココア



ポリフェノールを豊富に含むことで有名なココア、ポリフェノールはカテキンと同じく抗酸化作用により薄毛改善を助けてくれます。
細胞を傷つけ、頭皮を脆くし、老化を早める活性酸素を除去し、薄毛になりにくい弾力のある柔らかい頭皮を維持してくれます。
またポリフェノールを含む飲み物には血行促進作用もあるので、その点においてもココアは薄毛に効く飲み物だと言えます。



ローズマリーティー



シソ科のハーブを使った香りの良いローズマリーティー、この紅茶も薄毛を予防するのに役立つ飲み物です。
男性が薄毛になる原因は様々ですが、そのうちの一つにジヒドロテストステロンと呼ばれる一種のホルモンが考えられます。

ジヒドロテストステロンは男性ホルモンが変異してできるホルモンで、髪の毛が抜けるように働くことから脱毛ホルモンとも呼ばれています。
近年になり、ローズマリーティーはこのジヒドロテストステロンを抑制する飲み物であることが分かっています。
ジヒドロテストステロンを抑制する成分は、育毛剤や薄毛治療の処方薬にも含まれていて、薄毛改善にとても期待できます。



薄毛を進行させる避けるべき飲み物とは!?


飲み物によっては薄毛を防ぐどころか、薄毛に拍車をかけてしまうこともあります。
育毛を考えるのであれば、そのような飲み物はできるだけ飲まないようにしましょう。
薄毛にならないためにもできるだけ避けたい飲み物を以下にご紹介します。


アルコール類



薄毛にならないために避けたい飲み物、その筆頭はやはりアルコール類ですね。
アルコールは身体の至る所に支障をきたす飲み物ですが、それは髪の毛に関しても言えることです。
アルコールの取り過ぎが薄毛につながる理由を以下にまとめてみました。



中性脂肪の増加は薄毛の原因

アルコールの種類によって多少変わってきますが、基本的にはお酒は血液の中性脂肪を増加させます。
ビールを毎日飲むという男性であれば特に体内中性脂肪が高い疑いがあり、薄毛になる可能性も高いと考えられます。

食べ物や飲み物により血中の中性脂肪値が高くなると、血液がドロドロの状態になり、血の巡りが非常に悪くなります。
血行の悪化は薄毛になる原因なので、お酒の飲み過ぎは薄毛になる確率が高くなると言えます。



お酒は栄養を失う飲み物

糖質制限という言葉からも分かるように、お酒は糖をたくさん含む飲み物です。
体内に取り込まれた糖は酵素によって分解されることになりますが、その際に薄毛の人には欠かせない栄養素であるビタミンやミネラルを消費します。

中でもビタミンB2は糖の分解に多量を消費することになるのですが、ビタミンB2は薄毛予防には欠かせない栄養素です。
ビタミンB2がアルコールを含む飲み物のせいで多量に失われると、頭皮の皮脂量を上手くコントロールできなくなり薄毛へと繋がります。

皮脂の分泌が過剰になると、頭皮の毛穴が汚れて髪が抜けやすくなるので注意が必要です。
このようにビタミンB2をはじめとした栄養素を失うことからも、お酒は薄毛になりやすい飲み物だと考えられます。



お酒による肝機能の低下

アルコールは有毒な物質になりますから、体内に入り込んだ時点で無毒化する必要があります。
そのために働きかける臓器が肝臓、お酒のアルコールは肝臓によって無害の物質に分解されます。

しかし過度の飲酒は肝臓に大きな負担をかけることになり、肝機能の低下に陥ります。
機能が低下した肝臓はビタミン類を大量に消費して回復しようとします。

そのために髪の毛の成長に必要なビタミンまで消費してしまい、結果として薄毛が進行する原因となります。
肝臓は髪の毛母細胞が欲する栄養分をつくりだす働きもしていますから、お酒のように毒性のある飲み物は薄毛を進行させる可能性が高いと考えられます。



お酒は脱毛ホルモンを増加させる飲み物!?

ローズマリーティーのところでも触れたように、男性ホルモンの一種であるジヒドロテストステロンは髪の毛を抜け落ちさせる特性のあるホルモンです。
適量の飲酒であれば問題ありませんが、大量にお酒を飲むと薄毛の原因になるジヒドロテストステロンを増加させます。

お酒を飲むと体内にアセトアルデヒドという毒性物質が発生します。
この物質はしばらくすると、体内で全て分解されて、無害の酢酸となってくれるのですが、お酒を大量に飲み過ぎると、アセトアルデヒドを分解しきることができず体内に残ってしまいます。
体内に残ったアセトアルデヒドは、薄毛を直接進行させるジヒドロテストステロンを増加させます。

 


以上がお酒が薄毛を早めてしまう飲み物である理由です。
とは言えお酒は少量であれば、特に薄毛の心配はいらない飲み物です。
嗜む程度の飲酒であれば、反対に血行を促す効果が期待できます。

また無理にお酒を我慢しすぎてストレスがかかると、それもまた薄毛の要因になる可能性があります。
お酒はできる範囲内で飲み過ぎない程度に抑えるようにしておきましょう。



糖分の高いジュース



砂糖がたくさん使用されているジュースは、薄毛を早める可能性がある飲み物だと言えます。
お酒にも同じことが言えますが、糖の分解にはビタミンやミネラルを大量に消費します。

薄毛の改善にはビタミンB群やビタミンE、ミネラルの一種である亜鉛が必要になります。
しかしそれらの栄養素は髪の毛の成長よりも先に、糖の分解に優先的に使われてしまいます。

人間の身体は効率良くできていて、生命維持に重要な器官に優先的に栄養素が使われるようになっているからです。
ジュースの中でもコーラなどの炭酸系の飲み物は、相当な量の糖分が使用されています。

炭酸そのものは薄毛の原因にはなりませんが、炭酸系の飲み物は予想以上に砂糖が入っているので、薄毛予防にできるだけ避けるべきでしょう。



まとめ


薄毛は食生活を変えることで予防したり改善することができると言われていますが、それは飲み物であっても同じことが言えます。
ある飲み物には薄毛の予防に良い成分が含まれているし、ある飲み物には薄毛の原因となる成分が含まれていたりします。

飲み物は毎日誰しもが必ず口にするものです。
毎日口にする飲み物と髪の毛の関係を理解しているだけで、薄毛になるのを防いだり、薄毛部分を回復させることも可能です。興味のある方は是非参考にしてみてくださいね。